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スタッフコラム

演劇を続けたいだけで就活してた若者がおっさんになって学生に「働く」の本質を語るよう になるまで その5

作成日:2022.1.19

どうも、大岡です。

前回、50を前に家を買ってしまいました。

というご報告をさせていただきましたが、引っ越したのが何と年末も年末の12月29日。

結構早い段階から着々と準備を進めてきたつもりが、27日に荷造りを手伝いに来てくれた会社の仲間に「まだこんな状態?!」と驚かれる始末。この日がなければ引っ越せてなかったね。ホント感謝です。それでも28日夜は朝の4時まで最後の荷造りをしておりましたが・・。

29日当日も社長はじめ数人の会社の仲間が今度は荷解きに来てくれて、その日のうちに2階は人を呼べるレベルまで仕上げてくれました。

仕事でもプライベートでも助け合える仲間ってのはホントにありがたいもんです。

おかげさまでようやく他の階の段ボールもほぼなくなり、いつでも人を呼べる状態になりました。

そこのあなたも是非いらしてください笑

 

さて、シリーズ5回目です。(前回の話はこちら

読み返したら前回は説明会で配布された入社案内をべた褒めしただけの回でしたねw


今回は説明会の流れでその日のうちに実施された1次選考です。


会場には何人いたかなあ。おそらく100~150くらいはいたはず。

その学生たちが流れ作業で4人ずつのグループ面接へと誘導されます。

詳細はおぼろげですが、志望動機を聞かれたことははっきり覚えています。

もうお忘れでしょうが、私がこの会社を知ったきっかけは一つ年上の元カノと、短大出の一つ年下のサークル仲間が「落とされたけど面白い会社」と紹介してくれたことでした。

なにせ何をやってる会社かもわからず受けてますから、もうここは正直に

「元カノと後輩の敵討ちで受けに来ました」


と言ってやりましたね。

面接官にはそこそこに受けたけど、周りの学生がドン引いていたのも何となく覚えています。

何せ流れ作業なもんでおそらくは一人2~3発言くらいだったと思うので、これくらいインパクトある方が結果的には良かったんじゃないかと思います。

 

ターンが変わって、

「何か質問はありますか?」

と、定番の展開に。

他の学生が真面目な質問してるのを横目に、就活の軸が芝居を続けることだった大岡青年は

「演劇続けたいんですけど続けられますか?」


と、まあ普通の学生は聞いたら印象悪くなるだろうことを堂々と聞いてしまうわけですね。

その返答が私の人生を変えます。

面接官の一人が

 

「僕、やってます。」


 

・・・マ・ジ・カ!!!!

 

「まあ頑張って自分で時間作ればできなくはないと思いますよ」

くらいの答えが来れば御の字と思っていたのに

 

「僕、やってます。」


 

100%芝居やれる認定ですよ。

ここで志望度が爆上がり。

一気に第一志望の会社になりました。

まあ、いい加減にエントリーしてるだけだから他に強く志望してるところがあったわけでもないんですけどね笑

 

ちなみにこの発言した方は営業の有坂さんという方で、早稲田演劇専門学校こと早稲田大学出身。10名様限定演劇とか、湯島天神で演劇とか前衛的なことばっかりやってる演劇人で、何と私学生の頃にこの人の芝居観たことありました。

私が入社してほどなく結婚されるんですが、

 

「おお、大岡。奥さんの写真見るか?」



と言って見せられた写真が全裸白塗りの女性で、コメントのしようがなかったのはいい思い出です。

 

さて今回はここまで。

ここから先はあんまりよく覚えていない選考フェーズのお話です。

それにしても30年近く前のことを結構よく覚えてるもんだなあ。

 

がんばれ、50歳の脳みそよ。

 

次回、働くの本質は語られるのでしょうか?


 

その6はこちら

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