人材業界の酸いも甘いも
知り尽くし、劇団パフを
引っ張るオーオカ隊長
大岡 伸次(ニックネーム:オーオカ隊長)
執行役員
2016年 中途入社
20年以上人材業界を彷徨い続けてきた無駄…もとい、豊富な経験を買われてパフに中途入社。演劇優先、シゴトにドライだったオーオカの気持ちに変化が。
人材業界の酸いも甘いも
知り尽くし、劇団パフを
引っ張るオーオカ隊長
執行役員
2016年 中途入社
20年以上人材業界を彷徨い続けてきた無駄…もとい、豊富な経験を買われてパフに中途入社。演劇優先、シゴトにドライだったオーオカの気持ちに変化が。
そういやオーオカの入社は俺のライブ(※得意の昭和フォークを定期的に四谷三丁目のライブハウスで披露している)に足を運んでくれたのがキッカケだったんだよな。本人曰く『びっくりするほどヒマだったんで行った』らしい。それまでも同じ人材業界にいて、同じお客様を担当していたことがあったから幾度か顔を合わせてたんだよね。でも、特別親しくもなかった。ライブ会場にオーオカの元同僚がいたこともあり、後日一緒に飲みに行ったんだ。ほろ酔い加減になった頃に俺から声をかけた。「よかったらウチに来ませんか」って。オーオカの名誉のために、酔った勢いじゃなかったってことだけは言っておく。実はうちのお客様がオーオカをえらく評価しててさ。ぶっちゃけ、オーラもないし最初はそんなにすごいヤツに見えなかったんだけど(笑)。じっくり話してみて、能力の高さ、意識の高さ、野太い人柄含め、これは本物だって思ったね。オーオカもちょうど転職を考えていた時だったこともあり、そんなに簡単に決めちゃって大丈夫?ってくらい、あっさり入社を決めてくれたんだ。実はオーオカの周りの人たちも、パフを薦めてくれたらしい。うれしいことだよね。
オーオカは人材業界の中でも新卒採用の分野でキャリアを積んできた。おかげでパフの業務内容についての理解が深まるのもすごく早かった。仕事はちゃんとできるんだけど、役割だけに留まらないのがいいんだよね。両極端なモノをいくつも兼ね備えている。偏りがない。たとえば、肩にチカラが入ってないのに、でもガッチリやってくれる。大雑把なところと繊細なところが同居している。つまり、緩急がわかっているってことだな。そしてベテランの意見も若手の意見もうまく聞き入れてモノゴトを動かせる。年齢や経験を飛び越えて誰とでも目線を合わせて懐に入っていくチカラがあるヤツなんだ。図々しいヤツ、ともいうけど(笑)。そしてもうひとつ。誇りは持っているんだけど、虚栄心がない。認められたいって本人は言ってたけど、若い連中に多い承認欲求みたいなものじゃなくて『誰かの役に立っている実感が欲しい』っていう感じかな。まあ、いい意味で期待を裏切ったというか、パフの経営に必要な器だったので、入社してすぐに執行役員になってもらったんだよね。もちろん役員会議での満場一致で。今ではヨシカワ、ホサカの女性執行役員陣に違和感なくハマってるよ。
そういえばヒラハラがオーオカのことを「今まで20年以上も就職の仕事してたくせに、自分の転職はご縁だけであっさり決めちゃうって何なんですかね」と訝しんでいたな。たしかにそうだ。ヤツはカネがもらえて演劇さえできればいいと思っているフシがある。オーオカは、大学生の頃から今に至るまで熱心に演劇をやっていて、演劇が続けられる環境を優先して就職先を選んだらしいんだよね。幸か不幸か、それがたまたま人材業界だった。収入はガッポリもらえると聞いていたのに、時はバブルの終焉を迎え、たくさん出るはずのボーナスはほとんどなく、M&Aで経営者や方針がコロコロと変わり、いい評判だったはずの会社の風土はすっかり様変わりしてしまい、業界は大きく変化していった。そんな荒波のど真ん中で漂流してきたんだ。そして、ようやく辿り着いた。ようこそオアシス企業パフへ!(笑)入社してすぐ、オーオカにはトラブルで燃え広がる現場の火消しにあたってもらった。うん、クレーム対応ってやつだね。
でも、そんな仕事をしながらオーオカはしきりに「すげー楽しい」「パフ最高にイイ」って言ってくれてさ。頭おかしいんじゃないかって思ったけど、入社後すぐに自分が頼られて、経験やスキルを発揮できていることが楽しかったらしい。さらに「パフは一人ひとりがびっくりするほど優秀。誰が一番で誰が二番ってわけじゃなく役割分担もできている。全員が裁量権を持って自由に働いていて、まさに天国」だそう。オーオカは縛られるのも、指図されるのもキライな自由人だから、パフみたいな未整備な環境が気持ちいいんだろうね。そうそう、最近オーオカがこんな嬉しいことを言ってたんだ。「自分は仕事に対してドライな人間だった。やりがいを見出すのは演劇で、お金を稼ぐのは仕事だって思ってた。でも、最近混ざってきちゃってるんだよな。仕事でも、仲間と一緒に成果物を作り出す楽しさを十分に感じちゃってる。特にパフって劇団みたいでさ」って。劇団みたいな組織か…。たしかにそうかもしれんな。じゃ、お金はもう要らないな(笑)。
本人から一言
人材業界を渡り歩いてきて、あえて、パフ。
酔っ払って釘さんに入社を勧められた時にはあまり本気にしてなかったんですよ。でも翌日にもう一回電話が来た。本気なんだなと思った。いや、いろいろ同業を見てきたけど、こんなに熱く真摯に取り組んでる会社はなかなかないですよ、ホント。毎日が楽しいです。でも、お金もほしいです、もちろん(笑)。