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スタッフコラム

演劇を続けたいだけで就活してた若者がおっさんになって学生に「働く」の本質を語るようになるまで その6

作成日:2022.2.15

どうも、大岡です。

このコラムもメンバーが増えてほぼ月イチになったことでそろそろ来るなーというのがわかるのですが、先回りはできない性分でして、締切ぎりぎりに書き始めております。

まず、新居の方ですが、先日ふるさと納税で頼んでいたテレビ台が届いたことで当初計画していたレイアウトはすべて整いました。

色々新しくしたい衝動を抑えてもともと使っていたものをきれいに拭いて(もらって)使い続けることにしたのですが、それでもやはり買うものがたくさんあったようで、先月と先々月のカード代はふるさと納税もあいまってやばいことになっていました。

ローン払ったらそれだけですでに赤字。。

気前よく飲み代を払うおじさんもそろそろ卒業ですね。

誰がいつ遊びに来てもいい状態にはなっているはずなので引き続きお待ちしております(笑)

 


さて本題。前回は1次選考官が芝居やってた!って話でしたね。(前回の話はこちら


 

そろそろ記憶力との闘いフェーズに入ってまいりました。

文化放送ブレーンの選考は多分基本3回。

1次は前回お伝えした説明会後のグループ面接、2次は現場社員5~6人対学生1名の面接、3次は社長と役員陣合計5~6人を前にした個人面接だった、はず。

なぜ基本とつけたかというと、後で同期に聞いてわかったのですが、ブレーンは各面接で見極めきれなかった!と判断された場合はその面接にもう1回実施していたそうなんです。

俺は運よくストレートで抜けたのですが、毎回俺の前に面接だった、後に同期になる山田は最終が2回あったらしく、2回目に俺がいなかったので落ちたと思っていたそうな。

というわけで2次面接。

1次の芝居やってます宣言で第一志望になっている企業の面接ですからそれなりに本気です。

6名の採用枠に対して、とにかく受験者数が多かったので1次に引き続きインパクトは大事だろうな、と考えていた俺は自己PRの段階で演劇の話に加えて、家業の神主の話を出すことを決めていました。

演劇やってるやつなんてたくさんいるし、特に文化放送なんて冠がついている似非マスコミ企業だからきっと普通の比率よりもそういった人たちは多かろうと。

でもなかなかいないよね、神主は。


実際のところ、神主の生態知ってる人ってあんまりいないでしょ?
・神主の年収はうちのおやじで200万くらい。 ※会社役員やってたので収入はありましたが。

・実家の方では氏子が10世帯くらいしかいないような田舎の神社を10社以上担当。

・世襲制ではなく、資格保有者に引き継ぐ形。指名していいので結果世襲制は多いけど。

・資格は国家資格。国学院と皇学館という2大学の神道系学部を卒業するか、1カ月程度の講習を受けて試験に合格するか。

※ちなみに合格率は確か6~7割。

定年退職後に受けに来ている人とか結構いるのに試験は大学生がやるようなレポートと祭祀の実務試験だから若いやつは全員通ってると思う。

俺は本当は宿題のレポートを毎回授業中に書き終えて首席で合格しましたw

・神社には住んでいない。→本気で住んでると思っている人結構いる。

・神主にも位が分かれていて、下から2つ目以上は大卒でないと取れない。さらに、上2つは神道学部出ていないと取れない。神主に学歴が何の関係があるのか不明。

・靖国とか明治神宮とかは会社組織で神道学部からの推薦のみ。

・日本会議とつながってるらしいけど現場の神主は何にも知らないし、俺はそっち系嫌い。

 

などなど。その場でどこまで話したかは覚えてませんが、結構興味深く聞かれた記憶はあります。

 

雑談のような面接だったので、他にも6歳の弟の頭に延髄切りをくらわした15歳年の離れた兄の話とか、仕事はあまりにひどくて、結核になったと嘘をついて1日で辞めた不動産投資会社のテレアポのバイトの話とか、それなりにいろんな話題が出たと思うのですが、あとで聞いた話だと、

俺のことは採用メンバーの中で「神主」というあだ名で呼ばれていたそうです。


まんまと計略通り。

ちなみに先ほど出てきた山田は面接の間中彼氏の話をして合格したそうですw

 

というわけで今回はここまで。

次回は最終面接か。あんまり印象に残ってないぞ、どうしよう汗

まあまた来月考えます!

「働く」の本質はいずこへ?

その7(最終回)はこちら

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