STAFF COLUMN

スタッフコラム

25卒職サークル就活ワークアウト第1期を振り返る ~学生から学び、自分を内省する~

作成日:2023.9.7

おおきに!カカこと石上です。
パフに入社して6年6ヶ月目に突入しました!



今期は営業グループのみならず、職サークルグループも兼務しています。
グループメンバーは、保坂さん・平原さん・松崎さん・石河さん・私+1on1チームとして木津さん+杉平さんという豪華メンバーなのですが、中でも私は協賛企業のみなさま向けのコミュニケーションやイベント企画や運営面を担当しています。

今期の職サークルの中で就活ワークアウトというコンテンツがあるのですが、今年は4日間のインターンシップという形で学生には告知をし、参加してもらっています。

Day1は自己分析を徹底的に行い、Day2では自分と企業のマッチングの図り方を知り、Day3は職サークルの人気コンテンツである「ギャザリング」に参加し、いろんな人の価値観や考え方に触れます。その後、学生それぞれがいろんなインターンシップに行ったり、社会人訪問を重ねて、Day4で「自分らしい就活とは」といったことをプレゼンするような内容になっています。

すべてのDayに協賛企業のみなさんもご参加いただき、学生と密にコミュニケーションをとっていただきます。

7月に就活ワークアウト第1期が開始し、現在第4期まできていますが、私は第1期・対面開催のファシリテーターを担当し学生9名と協賛企業のみなさんとすすめました。(第2期・第3期は学生数も増えています!)

第1期は連続した4日間ではなく、それぞれ2~3週間ずつ程度空いた状態での開催を行い、
Day1は本当に初開催ということで私はとても胸を踊らせていました。

ここ数年は対面の職サークルイベントというのはほとんどなかったですし、ようやく、より職サークルらしいイベントができるな、と思っていたのでワクワク!

どんな学生さんが来てくれて、どんな場がうまれるかな。
協賛企業のみなさんとの出会いがお互いにとっての発見になると良いな。

そしてはじまったDay1ですが、対面に参加するのが初という学生が多く、みんなとても緊張。
アイスブレイクやコミュニケーションを持ってもらうコンテンツを入れつつも、学生からの積極的な発信はあまりなく終了。とにかくみんな緊張しながら周りの様子をうかがっている状態でした。

その後、懇親会でも「変な人って思われたくないから、みんなどんな感じなのか観察していました」「自分から発言するのはちょっと怖い」「自分に自信がないから積極的にはいけない」。

学生の本当にリアルな声をたくさん聞き、私はある意味ショックを受けて一日を終えました。
そしてその後、Day2に向けて社内で準備し、職サークルグループの中でDay2をどうしていくか、という話をする中で私は涙してしまいました。

学生も企業もワークアウトの場もとても楽しみだし、良い場にしたいけれど、とても怖い。そんな涙でした。

今思えば、Day1で私は勝手に多大なる期待・自分だけの理想を掲げて参加していたように思います。

私自身があまり人見知りもせず、目立つことへの恐怖がないことから、イベントや初対面の人との場では気にせずぐいぐいといったほうがお互いにとって良い!という価値観を持っていて、自ら発信し、自ら行動、自ら相手に踏み込むことが正しいと思い込みやすい性格です。
また、パフの文化もそれに近いところがあり、活気あふれる・明るい雰囲気で日々働いているため、イベントが少しでもシーンとするととても焦ってしまいます。

まさに私はこの価値観をDay1に来てくれた学生さんに過度に期待し、押し付けていたのです。

しかし、今回参加した学生メンバーは、調和を大切にし、みんなの様子も見ながら自分が担当すべき役割を見つけるということに長けていて、少しずつ相手と距離を詰めることが心地よいメンバーでした。

そういった価値観のメンバーに私の考えを一方的に押し付けて、そして勝手に傷ついて、というのは、なんと失礼な、なんと最低なことをしていたんだ、と感じています。

「なんでもっと盛り上がらないんだろう」「なんでもっとお互いで話さないんだろう」

そんな気持ちがたくさんよぎったのですが、この視点がすでに間違っていたな、と思います。

そんな中、Day2ではもっと一人ひとりのことを知っていこう、と思い、より丁寧にコミュニケーションをとったり、場づくりについてもDay1とは異なるスタンスで運営をしていったのですが、学生同士がとても表情が豊かに、そしてコミュニケーションの量が増えていることに気が付き、とてもうれしくなりました。

そしてDay3はオンラインでギャザリングを開催し、第1期以外の学生やその他協賛企業のみなさんと集まって「働くとは」について語り合ったのですが、その中である学生がとても素敵な自己開示をしてくれました。

「私はずっと両親に大切に育てられてきて、失敗しないように、と守られてきた。だから、良い大学にいき、良い企業に就職することが失敗しない選択だ、親が喜ぶから、と思ってやってきたが、もしかして働くというのは、もっと自分がワクワクするような選択をしてもいいかもしれない」。

私はこれを聞いたとき、本当に胸がいっぱいになりました。
ああ、これが若者の威力なんだな、本当のその人の素敵さなんだな、と思ったのです。

その後、学生のみなさんは各自企業のインターンシップや社会人訪問を重ねて、3週間ぶりにDay4を対面で開催。一人ひとりプレゼンをしてもらいました。

その時のみんなの表情が本当に素晴らしく、自分の言葉で話し、周りに同調するのではなく、自分の価値観をまっすぐに伝えていて、本当に感動しました。
別にいろんな人がいる場で必ずしも、テンションMAXで全員いる必要がないし、そんな見せかけの雰囲気よりもお互いの理解やその人自身の成長・自信のほうが何倍も大切だったんだ、と気づいたのです。

私はどこか学生さんを決めつけて上から見ていたのかもしれません。
しかし、今回学生さん、そして学生さんを見守る協賛企業のみなさんから、多くのことを学ばせていただきました。

第1期メンバーのみんな、そして協賛企業のみなさま、本当にありがとうございます!

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