STAFF COLUMN

スタッフコラム

世の中にどんな価値を提供したいか…。社長業丸3年経とうとするいま、個人的に思うこと。

作成日:2023.6.9

みなさん、こんにちは。

2023年1月から体重が4キロも増えてしまい、昨年買った夏物を着られるぐらいまでは痩せ
ないとまずい!と言いながら毎日の晩酌をやめられない吉川(社長)です。
先日、パフ社内研修の中で、全社員で以下のようなことを語りました。

1)自分の仕事は世の中にどんな影響を与えているか。
2)今後、どういう影響を世の中に与えていきたいか。


2つ目のお題を話していた時、入社2年目の林さんから、こんな質問をもらいました。
「株式会社パフとしてではなく、吉川さん個人として、誰にどんな影響を与えたいですか
?」
なかなか鋭いツッコミ。
確かにあまり深く考えたことがなかったぞ…

2秒考えて出てきた私の答えは、
「若者を元気にするオトナを増やすことに貢献したいかな」でした。


自分で言っておきながら、自分でも「へー、そんなこと思ってるんだ」と思ってしまいま
した。しかし決してウソでもかっこつけでもなく、本心だなとも思いました。
「私は本当に恵まれていて、若い頃、とっても素敵な大人にたくさん会うことができた。
その方々のいろんな思いやパッションや姿勢、お叱りの言葉やお褒めの言葉、そんな数々
の教えが今の自分をつくっているし、それによって楽しい社会人人生が送れたと自信をも
って言える。そんな風に若者を元気にしてくれる大人が、もっともっと世の中に増えれば
、私のように幸せな人が増えると思うんだよね…」
気づいたら結構熱く語っていました。

本日の午後に開催される「職サークルシンポジウム」。


今年はリアルで豪華ゲストによる講演とパネルディスカッションを行います。
登壇いただくのは、Jリーグを再興に導いた、前チェアマンの村井満さん。そして、人事
関連の書籍やコラムを数多く執筆されている、人材研究所代表の曽和利光さん。
人材業界でとびきり有名なお二人。私はありがたいことに新入社員の頃からお二人と近い
距離でお話しできる機会をもらえていました。(ひとえにパフ創業者の釘崎さんのおかげ
ですね)

 

▼村井さんと釘崎さんのつながり


▼曽和さんと釘崎さんのつながり


私が働くことに悩んでモヤモヤをかかえていた新人の頃。村井さんから言われた言葉が今
も忘れられません。

「人材業界で働く人間は、悩みが多い人間の方が良い。求職者とはキャリアに悩んでいる人。働くことに悩みを抱えている人。自分自身も悩み苦しんだ経験がないと、そんな悩み多き求職者に真に寄り添える人間ではいられないからね」


また別の日。人前で極度のあがり症の私を救ってくれた村井さんの言葉。

「緊張というのは、『できるかできないか分からないとき』にしかしないもの。100メートルを5秒で走れと言われても緊張しない。絶対できないから。でも18秒で走れと言われたら緊張するでしょ。緊張しているということは、その瞬間、自分が少し背伸びして何かにチャレンジしようとしているとき。まさに成長のさなかなんだよ」


私が社長になったとき、「社長の話を聞かせてください!」とお願いし、超多忙なスケジュールのなか、無理やり時間をつくってくれた曽和さんから言われた言葉も忘れられません。

「吉川さんは、大丈夫。何も心配しないでよい。もう社長になれているから」


どれも「今の自分のままでいいんだよ」「そのままの自分を認めてあげなさい」と言われ
ていたのだと思います。

林さんからの問いについて頭を巡らしたとき、お二人を始めとする色んな先輩方の優しい
笑顔が自然と浮かんできて…。私もあのような方々になりたい!そして同じような人がも
っと増えてほしい!そんな気持ちが自然と言葉になったのだなと思います。

若者を元気にするオトナを増やすことに貢献するなら、まずは自分が若者を元気にするオ
トナにならないとじゃん!と自分で自分にプレッシャーを与える結果にはなりましたが、
難しいことだからこそ面白い!と実直に実現に向けて取り組んでやっていきたいな、と思
います。

パフの事業として、これをどこまで何をやるかはまた改めて…。
まずは素直に今の自分の気持ちやそう思う自分をそのまま受け入れてみるところから始め
てみます。
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