STAFF COLUMN

スタッフコラム

伝説の面接講座「うまれよ塾」から学ぶ「そもそも、面接とは?」

作成日:2022.6.8

皆さん、こんにちは。社長2年目の吉川です。

 

前回のブログで、自分の気持ちを高めるモノをご紹介したところ意外と好評でした。

 

社長就任時、前回紹介した以外にも心のこもったプレゼントをまだまだたくさんもらっていて、それも紹介したいな、などという欲がわいてきました。

 

一つ目は、こちら。愛媛にある同業社の女性社長からいただいたプレゼント。

ゴールドの名刺!メッセージカードには「こちらの世界にようこそ!」と書いてあり、憧れの人と同じ立場になれた喜びと「こちらの世界」でついていけるかの不安と色んな感情が湧いたのを思い出します。結果、こちらの世界は、思っている以上に楽しいです。



二つ目は、こちら。オリジナルレターセット。

文房具好き、手書きメッセージを作成するのが好きな私のことをよく知る元お客様、今は主婦の先輩である方からいただきました。もったいなくて、実は1回しか使ってない。そろそろまた誰かにお手紙を書こうかな。



プレゼントを紹介してて、思い出したことがあります。

パフの創業者の釘崎さんが実施していた伝説の面接講座「うまれよ塾」です。

 

うまれよ塾の参加費は、無料だったのですが、参加学生は「講師へのプレゼント」を持参するという講座でした。

 

「プレゼントは高くても1,000円以内、手作りなどお金をかけないのもあり」と注意書きがあるのですが…このプレゼントというのが怪しすぎて、就活生時代の私はこのうまれよ塾へ参加するのをやめたという思い出もあります。

 

しかしこの「講師へのプレゼント」。

面接講座の中で、講義アイテムとして使う魔法のツールだったんです。

 

講義はこんな感じで進みます。

 
1)受講生は、講師へのプレゼントを参加者全員の前で「どうしてそれを選んだのか」をプレゼンする。

2)参加者はどの人のプレゼントが一番良いプレゼントだったかを評価する。

3)終了後、全員の評価を一覧化する。

4)だいたい評価結果はバラバラになる。

なぜその評価をしたのか参加者の質問してみると、その基準はバラバラ。

そりゃ、評価もバラけるよねぇとなる。

5)そこで講師から解説。

 

その解説が、秀逸なんです!

 

このプレゼント。面接と一緒だと思いませんか?


相手がどんな人かを想像しながら、自分らしいプレゼントを考える。

これって相手の会社に自分をプレゼンするのと一緒ですよね。

面接って言っても何か特別なことではない。

相手が喜ぶプレゼント(相手の会社がよりよくなるために自分はどう役に立つのか)を考えて説明することなんですよ。

 

そしてみんな、この評価一覧を見てみてください。

評価、バラバラだよね。

それは評価者によって「よい」と思う基準が違うから。

実は、会社も一緒。

誰もが同じ人に高い評価をつけるわけではない。

その会社が何を大切にしているかは、バラバラ。

だから、不合格になるということは、自分の考えとその会社の考えが違うというだけ。

すべての会社から求められていないわけではない。

自分と合う会社を見つければ、合格できるということだね。

 

 

私は、この「うまれよ塾」の手伝いを内定者時代から50回ぐらいしていました。

 

模擬面接をビデオに撮ってフィードバックするとか、その後にもんじゃに行って就活相談の延長戦をするとか、本当に充実した講座だったのですが、私が一番好きだった講義は、このプレゼントのお話でした。

 

それは、この話を聞いた学生が、

「なるほど~」と急に顔が明るくなったからです。

 

誰もが好きになる自分をつくらなくてよい。


自分らしさを出して、評価してくれる会社を探すだけ。


そんな当たり前に気づいてくれることで、就職活動が急に楽に感じられる。


楽しく感じられる。そんな瞬間を共有できるからでした。

 

こんな良いコンテンツ、今はやってないのはもったいない気もしてきました・・・。

今度、職サークル事業責任者の平原さんが許せば、アユさんの「うまれよ塾」でもやってみようかな。

 

 
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