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スタッフコラム

【若手教育の落とし穴】何気ない一言が社員の人生を変えることもある

作成日:2022.6.7

こんにちは!横山です。

 

入社8年目ともなると、

学生時代の友人もみな立場が徐々に上がり、

話していると

「若手社員とどう向き合うか」といったお悩みが出てくることも多くなりました。




 

そんな中、とある知り合いの若手社員から聞いたエピソードを

今回は紹介したいと思います。

 

 

その方は今、

やる気のなさ、気づくと涙が出てしまう状態、頭痛、吐き気、睡眠不足に悩まされています。

 

ひたすら、

「周りの先輩たちは頑張っているのになぜ自分は頑張れないのだろう」

「ミスをする自分が情けない。周りに申し訳ない。迷惑をかけている」

と自分を責め続けています。

 

でも私からするとその方は

仕事で怠けることもなく、

何をすべきか、どうあるべきかを自分で考え、

それを行動に変えて働いてきました。

 

日々自身を振り返りながらブラッシュアップし、

仕事に臨んでいました。

 

本人の話しか聞いていないので一概には言えませんが、

そのように思います。

 

 

もちろん、その方の元々の性格も大いにあります。

自分に自信がない。

そう思って生きてきました。

 

ただ、話を聞いていると

その性格をさらに追い詰める出来事が

職場で起こっていたのです。

 

 

事の発端は業務担当変更でした。

昨年より新しい仕事を任されるようになったそうです。

 

しっかりと引継ぎを受ける機会もなく、

イレギュラーなことも多い仕事のようで、

日々調べながら、どうしてもわからないことを聞いて

何とか進めていたそうです。

 

そんなある日

「あなた、〇〇担当でしょう?なんでこれやっていないの?」


と問われてから

 

その先輩が怖くなってしまい、

何も聞けなくなってしまったのだとか。

 

それからはわからなくても聞けず、

しかし仕事はたまる一方で

不安と焦りで業務中にも涙が出るようになってしまったそうです。

 

 

その話を聞いて思ったのは

「あなた、〇〇担当でしょう?なんでこれやっていないの?」という言葉、

先輩はふと何気なく発した言葉なのではないかということです。ぞっとしました。

 

いじめる気も悪気もなくふとかけた言葉、

もしくは業務に追われていて感情のままに出た言葉。

 

その一言がここまで人を追い詰めてしまうのです。

 

その方のお仕事が繁忙期というのもあるかと思うのですが、

休憩もなかなか取れずお弁当を食べる10分のみとのこと。

 

聞いてみると

「仕事できていない自分なんかが休憩取れない。みんな頑張っているのに」

と思ってしまうそうです。

 

これも、案外みんな考えるのではと思い、

どの会社でも起こり得ることです。

 

こういった状況をどのように回避するのか。

「気をつけましょう。気に掛けましょう。」

では限度があると感じています。

 

私の世代とも、その上の方々の世代とも、

今入社してくる方々の育った環境・取り巻く環境は異なります。

 

それによって

どのようなものには耐性があって

どのようなものは新しいと感じるのかも変わってきます。

 

私たちの当たり前が当たり前ではなくなります。

何気ない言葉が鋭く突き刺さる言葉となることもあります。

 

若手社員を迎え入れる立場の方々全員が「今の世代」を学ぶ必要があります。


 

また、一人ひとりの個性もレベル感も異なります。

それによって向き合い方、育て方も変わります。

 

それらを把握した上で配属を決め、

上司となる方へも向き合い方、育て方をインストールする必要があります。

 

今まで以上に「個」に向き合うことが必要な世の中と

なっているのではないでしょうか。

 

 

少しでも皆さんが

若手社員の方々との向き合い方を考えるきっかけとなりましたら幸いです。
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