STAFF COLUMN

スタッフコラム

iPhone17がくれたのは、未来じゃなくて“今”でした。

作成日:2025.10.22

約10年ぶりに、スマートフォンを買い替えました。iPhone7から、iPhone17へ。

数字で見れば「+10」ですが、感覚的にはまったく別の世界に来たようです。

 



これまで使っていたiPhone7には、たくさんの思い出が詰まっていました。旅先で見た景色、ちょっとしたメモやスクリーンショットの数々。そのひとつひとつが、自分の生活の証のようで、なかなか手放す勇気が出ませんでした。

 

でも最近、アプリの更新が止まり、写真も音楽もいっぱいになってしまいました。「もう、限界だな」と感じて、ついに新しい一歩を踏み出すことにしました。新機能に惹かれたというよりも、“次に進むために背中を押された”という感覚に近いです。

 

そして、ふと気づきました。

iPhone17の「17」という数字は、私にとってラッキーナンバーなのです。

物心ついた時から野球の背番号は17番。社会人になってはじめたソフトボールチームでも17番をつけてプレーしました。大好きな大谷翔平選手も17番ですから愛着がとてもあります。そんな偶然に、少し運命のようなものを感じました。

 

新しいiPhoneを手にして最初に驚いたのは、指紋認証ではなく顔認証になっていたことです笑。もう「乾燥で指紋がうまく反応しない」と困ることもありません。写真の鮮やかさや文字入力の滑らかさにも感動しました。世界がひとつ明るく、軽やかになったような気がします。

 

便利になることって、単なる効率化ではなく、気持ちまで軽くしてくれるのだなあと実感しました。思えば、私はもともとテクノロジーには慎重なタイプでした。新しい機能やサービスが出ても、「今のままでいいや」と思うことが多かったのです。

 

それが最近では、AIを楽しんで使うようになりました。文章のアイデアを出してもらったり、考えを整理するのを手伝ってもらったり。最初は「AIなんて…」と半信半疑でしたが、

今では“相談相手”のような存在になっています。

 

どうやら私は「変化」に抵抗していたというより、「慣れるまでの自分」に不安を感じていただけなのかもしれません。新しい世界を受け入れて、楽しめる自分が、ちゃんとまだここにいます。それがなんだか、とても嬉しいのです。

 

iPhone17の画面を指でなぞりながら、ふと思いました。

 

道具が新しくなると、人の気持ちも更新されるのだと。便利さに驚くだけでなく、「自分もまだ、変われるんだ」と感じる瞬間があります。10年前の私は、この進化を想像していませんでした。でも、今の私は「これからの変化も、きっと面白い」と思えています。

 

変化はいつも、少し怖いものです。でもその奥には、ちゃんと希望があるのだと思います。

スマホをひとつ買い替えただけで、そんな当たり前のことを、もう一度思い出しました。

 

 
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