釘さんの100の出会い プロフィール
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  <第110話> 「タビックスジャパンの福田さん」   2007/02/05  
 
中堅の旅行会社、タビックスジャパンも創業時からの協賛企業だ。今年で10年 目のお付き合いとなる。そしてこの10年間ずっと、お世話になっている人事担 当者が本日登場の福田さんだ。

パフが協賛企業を集めるための営業を開始した1998年の夏、福田さんと、当時 の福田さんの上司である部長の丸山さんを訪ねた。

タビックスジャパンとは、僕の前職時代から取引はあったものの、さほど大き な金額でもなく、また深いお付き合いもできていなかった。

パフの協賛に参画するための料金は、それまでの(僕の前職での)取引金額よ りも大きなもので、すんなり参画していただけるかどうか、正直不安だった。

しかし、丸山さんも福田さんも、僕の話しを「ふむふむ」と聞いてくださり、 「わかりました。やりましょう」と、その場で即決してくださった。

ここからが、タビックスジャパンとの本格的な取引の始まりとなる。福田さん が実質的な採用の責任者だったのだが、福田さん以外にも、実に様々な方々と、 この10年間で交流を持たせていただいた。

タビックスジャパンは旅行会社ということもあり、会社の出張の手配や、プラ イベートの家族旅行などでも、お世話になっている。

パフ創業の1年目。本当に辛いことだらけで、家族にも苦労をかけることが多 かった。特に娘は小学校に入学したばかりだというのに、毎日鍵っ子の状態に していた。

せめてもの罪滅ぼしにということで、タビックスジャパンの福田さんに相談し て、家族旅行の手配をしてもらったことがある。旅行というのは、しばし現実 から距離をおき、自分を見つめなおしたり、気持をリフレッシュさせたりする のに、格好の道具なのだ。

福田さんに旅行の相談をしたときのこと。福田さんは僕の目の前で、時刻表や 観光ガイドをめくりながら、楽しそうに旅行の組み立てをしてくださった。こ の人は、本当に旅行の仕事が好きなんだなあと感心したものだ。

ところで、タビックスジャパンとの仕事で、初年度からずっと続いていること がある。それは、「会社説明会の企画・運営」である。ことしの春も一緒に行 う予定なので、もう9年目になる。

いまでこそパフは、数多くの企業のイベントのお手伝いをさせていただいてい るが、実はその第一号は、タビックスジャパンの説明会だったのだ。

社長を引っ張り出しての講演や対談。現場社員とのパネルディスカッション。 他の会社の説明会で行っているプログラムの原型は、9年前のタビックスジャ パンの説明会にある。

僕がパネルディスカッションや対談の司会(コーディネータ)業をやりはじめ たのも、タビックスジャパンの説明会がきっかけだった。

福田さんは、一見マジメで冗談など言わなそうに見えるのだけれど、実はオヤ ジギャグが大好きなひと。人間味、人情味あふれる人だ。この会社説明会のと きなども、「ウケルかなあ」とか言いながら、僕と一緒にちょっとしたギャグ をやるのだが、だいたいいつもウケない。でも、それにめげることもない(笑)。


タビックスジャパンとパフ。業種も業態も規模もぜんぜん違うのだが、なぜか とても似ている気がする。親戚のような近さを感じるのだ。大きさではなく、 お客様に密着した質の高さを追求しているところに、僕が共感を覚えているか らかもしれない。福田さんのような人間味・人情味あふれる人が大勢働いてい るからかもしれない。

いままでのお付き合いに感謝するとともに、これからもずっと、今まで以上の お付き合いをお願いしたい創業時からの協賛企業。タビックスジャパンと、人 事担当の福田さんのお話しでした。通算72番目の出会いです。
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