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パフ通信6月22日号 -不採用-

更新日:2022.6.22

日ごろお世話になっている皆様へ
株式会社パフより
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いつもメルマガを読んでくださり、ありがとうございます。
本メルマガ編集長の、“さとみん”こと里見瑛梨奈です。

私は株式会社パフの採用担当を務めています(今年で3年目になります)。
先日、すべての選考が終了し、あとは学生自身の意思決定を残すのみとなりま
した。
今回は、その最終関門であるインターンシップ選考で、とっても優秀だけど、
不採用になってしまった学生とのお話です。

彼女との最初の出会いは、職サークルの社会人訪問企画でした。
6月から就活を始めて100社以上の企業を受けているのに、どこの企業も同じよ
うに見え、どうやって企業を選べばいいのか分からず悩んでいた彼女。
インターネット検索でパフのスタッフが書いている就活生向けコラ
https://shokucircle.jp/yomimono/uself/)を見つけ、職サークルの考え方にと
っても共感して、社会人訪問の企画に参加してくれたのです。

社会人の一人として彼女と面談をした私は、「この人は、パフと合う!」と思
い、その場で説明会を案内。すぐに参加をしてくれました。
思考力・本質を見抜く力が十分すぎるほど高い彼女は、するすると選考を突破
していきました。

そうして迎えた最終選考であるインターンシップ。2日間パフに来社してもら
い、テレアポやお客様への訪問、営業会議など、リアルな仕事を体験してもら
います。

そして、2日間を過ごした後の彼女の評価は、合否がぱっかりと割れました。
「自己開示が苦手で、営業としてやっていけると思えない」という評価がほと
んどのなか、「主体的で芯も強い、素直で積極的なコミュニケーションができ
る」という評価をした社員もいたのです。結果的には、彼女には、選考の再受
験をお願いしました。

しかし、再受験後の最終的な結果は、不採用。
パフでイキイキと働いてくれる素養はもちつつも自己開示ができるようになる
には相当な努力が必要で、そこまで頑張り続けられないのではないか、という
懸念が残り、懸念点を抱えたままこの小さな組織ではやっていくのはお互いし
んどくなるのではないか、という結論でした。

私もインターンシップ選考の様子を実際に見ていたので、その結論に反論はあ
りません。
ただ、一番はじめに会ったときは、なにも気にせずに、素の彼女と会話できて
いたはずなのに…。それを出せないことが不合格の理由になったとしたなら、
もっと自分にできたことはあったのではないか、という気持ちがぬぐえません。

他の選考官の「優秀だ」という評価に安心して、彼女の課題を本人に伝えるこ
とが足りていなかった…。選考だけど、もっと楽しんでありのまま臨んで欲し
いと伝えきれなかった…。パフという組織は個性が受けとめられる場だと安心
させられなかった…。

しかし、最終的に自分の人生が良かったかどうかを決めるのは彼女自身。私の
できなかったことばかりに目を向けるのではなく、今回のパフでの選考経験が、
きっと今後彼女の役に立つと信じて、彼女の人生を応援したいと思います。

採用担当も3年目となり、学生と接することには慣れてきたと思っていました。
しかし、学生の気質だけでなく、選考の手法、学生自身のその時の体調など、
さまざまな要素が絡み合って、学生のアウトプットが決まり、その時のアウト
プットを見て選考の合否はつけられます。
人が人を評価することはそれだけ難しく、採用活動には正解もなければ、ここ
までできていればOKというゴールもないのではないか。「慣れた」ことをよ
しとしていることは、おこがましく恐ろしいことだと気付きました
一人の人生に影響を与える仕事として、もっともっと責任感と緊張感を持って
やっていかなければならないと肝に銘じました。

採用担当として、今後も学生の人生に寄り添い、後悔のない意思決定をしても
らえるよう、全力でサポートすることを意識していきたいと思います。

それでは今号も、パフ通信スタートです!


■ M E N U ―――――――――――――――――――――――――

┏━┓
┃1┃パフ社員や職サークル学生委員の価値観公開!
┃ ┃『職サークルよみもの、おススメページ』
┗━╋…───────────────────
┏━┓
┃2┃7/15(金)開催! 新卒採用フォーラム2022 ONLINE
┃ ┃タイムテーブル№5-B05(15:40-16:20)
┃ ┃【夏から取り組む】学生の心を掴む”志望度醸成型・採用フロー”の作り方
┃ ┃https://www.hrpro.co.jp/shinsotsu_forum2022.php
┗━╋…───────────────────
┏━┓
┃3┃【コラム】あなたの働く上で大切にしていることを教えてください
┃ ┃第4回:「素直・謙虚・感謝」
┗━╋…───────────────────

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1.パフ社員や職サークル学生委員の価値観公開!
『職サークルよみもの、おススメページ』
───────────────────────────────────
パフが運営する職サークルの学生向け「よみもの」記事では、
日替わりでパフ社員や職サークル学生委員からメッセージを発信しています!

■就活で企業が聞く「キャリアビジョン」って何?なんで聞くの?キャリアビ
ジョンが書ける2つの魔法の質問(平原さん)
最近、面接などでキャリアビジョンやキャリアプランなどを聞く企業さんが増
えていると感じます。しかし、学生はどうしてそれを聞かれているのかが分か
っていない。先日のシンポジウムで学生さんから企業人事の方に聞いてみたい
ことの一つに、「キャリアビジョンって、なんで聞くんですか?何と答えるの
が正解ですか?」というような質問も出たほどです。
皆さんは、どういった意図で質問しているか、明確に言語化できますか?学生
が本心からキャリアビジョンやキャリアプランを答えられるような、情報提供
の機会を持てていますか?
https://shokucircle.jp/yomimono/tips/word20220613/


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2.7/15(金)開催! 新卒採用フォーラム2022 ONLINE
【夏から取り組む】学生の心を掴む”志望度醸成型・採用フロー”の作り方
https://www.hrpro.co.jp/shinsotsu_forum2022.php
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日本最大級人事ポータルメディア『HRプロ』を運営する、ProFuture株式会社
が主催する、”新卒採用”にフォーカスした完全オンラインイベント「新卒採用
フォーラム2022 ONLINE」に弊社が登壇することになりました。

弊社のパートでは、既に就職活動を終えた2023年卒学生とともに登壇。
その他のパートは、サッチモ・海老原氏、神戸大学・服部教授、
ソフトバンク・足立氏など様々な立場の有識者も登壇されます。
この機会にぜひご参加ください!

日 時:2022年7月15日(金)12:00-18:10
※弊社パートはタイムテーブル5(15:40~16:20)の【B05】です。
会 場:オンライン
参加料:無料
主 催:ProFuture株式会社

▼弊社講演パートの「聴きどころ」「注目ポイント」
1.就活を終えた2023年卒学生が登壇。参加したインターンシップの評価を
本音で語ります。
2.インターンシッププログラム設計のポイントを事例と共にお伝えします。
3.接点を持つたびに学生の志望度が上がる、育成型採用フローの作り方を
お教えします。

▼詳細・ご予約はこちら
https://www.hrpro.co.jp/shinsotsu_forum2022.php
※ご予約の際には、HRプロの会員登録が必要です。

お申し込み、お待ちしています!

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3.【コラム】あなたの働く上で大切にしていることを教えてください
第4回:「素直・謙虚・感謝」
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‟顔の見える採用”とは‟定着と活躍を見据えた採用”だ。と創業以来こだわり続
けてきたパフ。その根底にあるものは、“自分らしくワクワクイキイキと働き
続けてほしい”という願いです。

今、自分らしくワクワクイキイキと働いている社会人の皆さんが、なぜ、前向
きに働けているのか。どんな価値観を大事にしているのか。
その根幹を知りたいと思い、本テーマでコラムをお送りします。

十人十色の「はたらく」に関する価値観・考え方を知る対談コラム
第4回目は、パフ創業時から約25年間、採用と育成の支援をさせていただいて
いるダイワコーポレーションで採用・教育担当をされている岡部さんです。

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サトミン(以下、サ):まずは自己紹介をお願いします!
岡部さん(以下、オ):株式会社ダイワコーポレーションで採用と研修の担当
をしている岡部です。
福岡県出身です。大学生まで陸上(長距離)をしていて、大学生では夢だった
箱根駅伝を走りました。
現在は、現場経験を経て採用・研修担当として走り回っています!

サ:以前も今も走っていらっしゃるんですね!(笑)
さっそくですが、岡部さんが働く上で大切にしていることはなんですか。
オ:「素直・謙虚・感謝」です。

サ:シンプルですね。具体的にどんな意味ですか?
オ:学生時代に駅伝部に所属していたとき、高校の恩師に言われ続けていた言
葉です。
何事にも「素直に受け、謙虚な姿勢で、感謝の気持ちを忘れたらいかん!!」
と毎日言われ続けていました。
競技だけではなく、この気持ちは社会人になっても必要なことだと認識してい
ます。

サ:どうしてその言葉を大切にされているんですか?
オ:高校から寮生活をすることになり親元を離れて生活しました。
全国大会で優勝を5回もするような強豪校で、当時は4時半に起き、5時から朝
練という生活でした・・・(笑)そんな中ホームシックにもなり実家に帰りた
くなったのを覚えています。実家にいる時はご飯、掃除、洗濯を両親が当たり
前のようにしてくれていました。私の実家は梨、米農家なのでほとんど休みも
ない中、身の回りのことをやってくれているのが、どれだけ大変なのかを痛感
しました。中学生までは情けないことに「ありがとう!」なんてほとんど言っ
たことがなかったです。
その時に両親や周りの人が支えてくれている有難みを実感し、常に「素直・謙
虚・感謝」の気持ちを忘れては、競技面でも人としても向上しないと思ったの
で、大切にしています。

サ:その言葉を大切にするようになったキッカケは何ですか?
オ:「結果を出すことが両親への恩返しに繋がる」と思ってからは、がむしゃ
らにやっている時より、どんどん結果も出るようになってきました
2年生の時にはレギュラーメンバー入りすることができ、福岡県大会優勝、個
人としても区間賞を獲得できました。その時の両親の応援は未だに耳に残って
います。
大学時代は怪我も多く走れない日々が続いた時期もありましたが、その言葉と
周りの方々に支えられてきたおかげで箱根駅伝を走ることにも繋がっていきま
した。

サ:その言葉を大切にしてきて、これまで良かったことはありますか?
オ:競技を引退してからも「素直・謙虚・感謝」を大事にしていることで、社
会人として成長が早くなっていると実感します。
社会人になると何もかもが初めての経験ばかりです。実際に現場経験を6年間
行い、異動して採用・研修の担当になっていますが、時代の変化から自分の常
識は通用しなくなっていました。「俺のやり方はこうだから~」なんて言う人
もいると思いますが・・・。
まずは素直に謙虚に受け止めることを大事にしているので、教わったことや注
意されたこともまずは全て受け入れて、そこから取捨選択をします。自分のた
めに時間を作ってくれた、と何事にも「感謝の気持ち」を持つことで、異動し
て職種が変わっても柔軟に対応ができています。
おかげで現場応援、採用・研修、社員面談と日々慌ただしいですが・・・。
そんな状況も本当に有難いですよね!

サ:今後、その言葉を大切にしながらどんな風に働いていきたいですか?
オ: やはり周りの方々に「感謝の気持ち」を忘れることなく働いていきたいで
す!
現在、人事、採用の仕事は3年目になりますが、分からないことだらけです。
そんな中パフ様をはじめ関わってくださる方に相談をすると、聞いたこと以上
に教えてくれます。(里見さんいつもありがとうございます!笑)
自分一人でできる仕事ってほとんどないと思っています。常に周りの方々へ感
謝の気持ちを忘れる事なく働いていきたいですし、採用、研修の担当としてそ
のようなことを伝えていきたいです。

サ:では最後に、メルマガを読んでいる皆さんにメッセージをお願いします!
オ:皆さんが望んでいるようなことを伝えられているか不安ですが・・・。
私の話を皆さんが読んでくれているのも、パフ様が繋いでくれたご縁です。
これからも皆様で世の中を熱く盛り上げていきましょう!
ありがとうございました。

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お答えいただき、ありがとうございました!

インタビューのなかでも、何度も感謝の言葉が出てきて、「素直・謙虚・感謝」
とは、岡部さんのなかに染み付いている価値観なのだと実感しました。

普段の岡部さんとのコミュニケーションでも、いつも些細なことでも「ありが
とうございます」と感謝を伝えてくださるので、そのたびに私のモチベーショ
ンが上がっています。ありがとうございます!

それでは、次回もお楽しみに♪

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今回のメルマガは以上になります。
お忙しい中最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
ご意見・ご感想などはお気軽に本メールまでご返信いただければ幸いです。

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■発行・編集:株式会社パフ 里見
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