自転車操業物語 プロフィール
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  第96話    「変な就職講座“つきしま村塾”」(番外編)    


自転車操業物語は、2001年1月10日のころを書いている。

“つきしま村塾”が生まれた頃のことだ。

この“つきしま村塾”。3年経った今(2004年)でも、続いている。
もう4年目の春を迎えた。

今回の自転車操業物語は、物語の続編から離れて、先日(2004年
2月20日)の“つきしま村塾”に参加した学生(立教大学T君)の
コラムを紹介したいと思う。

先日の“つきしま村塾”のお題は、「『若者』を語る」。

T君が、この“つきしま村塾”の場で披露してくれた(以前、大学の新聞で
書いたという)コラムは実に秀逸で、ぜひ他の学生のみんなにも読んでもら
いたいと思った次第だ。

#もちろんT君の了解はいただいています。


#では、以下T君のコラムです。


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「若者」

現代の若者が聞くべき言葉。

私が考えるに、それはニーチェやウェーバーの格言ではなく、
アントニオ猪木の心の叫びである。

猪木は「バカになれ、ああバカになれ」と言う。
バカと一言で表現するものの、そこには深い意味がある。

漢字で書くと「馬鹿」。そう、ウマやシカのように、ひたすら突き進む
姿こそ本当のバカなのだ。

今日、現代の若者は学力の低いバカどもだと世間では言われているが、
私からすればそれは大きな間違いである。

バカではなくただの怠け者だ。花より団子の精神を貫き、利益ばかりを
追求し続ける強欲なやつらとも言える。

だから物申したい。

「周りなんか気にせず、一途に打ち込んでみろ。どうしてそんなに単位
が欲しいのか。どうして漠然と型にはまろうとするんだ」

人生の成功者は皆、一つのことを極めたバカばかりだ。

つまり、一昨年前、ノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏は「世界一の
科学バカ」、イチロー選手は天才ではなく「最強の野球バカ」と置き換
える事ができる。

バカになることは人生を有意義に過ごす第一歩なのだ。

しかしバカになるのも容易ではない。多くの犠牲を伴うかもしれない。
不安に押しつぶされそうになるかもしれない。

そんな時、猪木ならきっとこう言うだろう。

「迷わず行けよ、行けば分かるさ」と。

大学生活という名のモラトリアムに迷走する若者へ。
ここに「猪木のすすめ」を掲げてみた。

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以上、T君のコラムでした。

次回は、また2001年1月に戻ります!   (…つづく)


※ このコラムは、2001年7月から「パフの就職応援ページ」の会員向け
    メンバーメールに連載していたものです。
    続きは現在鋭意執筆中です。
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