パフの就職応援イベント“キミは就職できるか?”。
										 
										 パフが設立された翌年から行ってきたイベントで、2000年就職、
										 2001年就職を目指す学生のために、過去2年間行ってきた。
										 
										 そして、「2002年就職」を目指す学生のためにも、
										 もちろん実施する計画で進んでいた。
										 
										 進んでいた、といっても自分でそう決めていただけである。
										 
										 まだ何も詳細は決まっていない。
										 
										 
										 いや、開催日だけは決まっていた。2000年12月8日(金)である。
										 
										 この物語の「今」は、2000年11月中旬。もう、あと1ヶ月もなかった。
										 
										 
										 ボクは、イベント運営責任者として、内定者のヨシカワアユを任命した。
										 
										 ヨシカワは、事情も飲み込めないまま、
										 ただ運営責任者を受諾するしかなかった。
										 
										 
										 毎年、このイベントでは、アホらしい寸劇を行うことにしていた。
										 
										 この年のイベントでは、さらに踏み込んでアホらしいことをやることにした。
										 
										 名づけて「パフ版、よい子悪い子普通の子」。
										 
										 昔、萩本欽一のテレビ番組で、「欽ドン」というのがあった。
										 
										 「お~い、ヨシオ、・・・・・」
										 「お~い、フツオ、・・・・・」
										 「お~い、ワルオ、・・・・・落ち」
										 
										 というパターンのコントを、視聴者から葉書で募集して、萩本欽一やヨシオ、
										 ワルオ、フツオ(『イモ欽トリオ』ってわかるかなぁ…)達が、演じるので
										 ある。
										 
										 それをパフでも、パロディとしてやっちゃおう、という企画だった。
										 
										 もちろん、コントの台本は、パフ会員の学生から募るつもりだった。
										 
										 
										 ボクは欽ちゃん世代なので、結構ノリノリだったのだが、内定者のヨシカワ
										 達は、実は冷ややかな目で、ボクを見ていたのだった。
										 
										 
										
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