自転車操業物語 プロフィール
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  第71話    「パフ第一期生の内定者研修〜その3〜」    
2000年8月2日。

内定者研修の2日目がやってきた。

一日目のディスカッション中心の研修とはガラっと違い、本番さながらの
場面を設定した上でのロールプレイングゲームを繰り返し行った。


●全く面識のない企業へのTELアポ。

●そしてアポの取れた会社への初回訪問。

●お客様に対面した上での、パフの説明や協賛企画の説明。


こういったことをみっちりと行った。
しかもビデオカメラで撮影して、都度振り返りながら、
自分で「どこが悪いのか」を考えさせていった。


ボクは、性格の悪い(?)人事担当者の役をやった。
寺さんは、内定者らと同行するボクの役をやった(ボクと寺さんの、迫真の
演技に、内定者たちはビックリしたらしい)。



この特訓、なかなか刺激的だ。なんたって、自分が懸命に電話している姿や
訪問して客に説明している姿、ケチョンケチョンにあしらわれてズタズタに
されている姿が、直後にTVに映し出されるのだ。


頭で考える営業と実際に自分でやってみる営業がどんなに違うか。さら
に、頭でわかったつもりになっていることを人に伝えることの難しさが、
骨身にしみてわかったと思う。


そして、研修の締めくくり。最後の課題。


それは、「明日から、どのように仕事に対して取り組んでいくか。自分たち
だけでまとめてみる」といったものだった。

記録が残っていないので、彼らがどのような話し合いをしたのかは、定かで
はないが、「自分たちがやらなければ誰もやる人はいない」という気持ちだ
けは共有してくれたのではないかと思う。


よくもまぁ内定直後の学生に、ここまでやらせたと思う。

が!

パフには、ボク以外には、この内定者4名しか営業マンがいないのも事実。

素人だろうが、不慣れだろうが、実はまだ学生だろうが、そんなこと関係な
い。

売らなきゃ生きていけないのだ。「まだ学生なのに、新人なのに可哀相…」
などと思った時点で、全員即死なのだ。


この2日間の研修では、そういう意識付けも含めて行ったつもりだ。

ボク自身、実はもう「内定者」という意識はまったくなかった。普通の新入
社員。いやそれ以上の、「パフ創業の仲間」という意識だったのだ……。

(さて、この後の展開は?…つづく)

 
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