STAFF COLUMN

スタッフコラム

傷つきが教えてくれるもの

作成日:2026.2.24

こんにちは。パフの林です。



 

3連休は、北海道で行われるリトリートに参加してきました。

大学生から社会人まで総勢10名程度が集い、一緒に野菜を収穫してご飯を作ったり、

キャリアや自分についての対話を行ったり、それを絵にしたり。

五感を使うプログラムで、参加者それぞれの心の弱さや優しさにも触れることができた時間でした。

 

さて、今日はそんな「心」に関するテーマ。

みなさんは最近「傷ついたこと」はありますか?

先日『傷つきのこころ学』(NHK出版)を読み、コミュニケーションの取り方や人間関係について考える機会となったため、今日はそのご紹介です。

デジタル社会で増える「見えない傷」


SNSの多様化やリモートワークの普及など、デジタル環境の加速によって人との距離感が大きく変わりつつある現代。

直接顔を合わせなくとも、メールやチャット、SNS等で簡単にコミュニケーションがとれてしまう日常で、普段のちょっとした言葉遣いや言い回しに悩んだり、傷ついたことがある人も多いのではないでしょうか。

また、自分の言動が意図せず世界に公開されたり、知らない相手から一方的に評価されたりする等、誰もが気づかないうちに小さな「傷つき」を抱えるようになっています。

こちらの本では、そういった「現代特有の傷つき」に焦点を当て、
その背景や、日常でどう傷つきを乗り越えるか?について書かれていました。

「傷つかない関係」の限界と、本音で向き合うということ


本書で心に残ったのは、「傷つきを通して、人間の弱さに気づき、優しさや柔軟性、寛容性が育まれる」という言葉です。

傷つくこと、傷つけられることを恐れて、本音を飲み込んでしまったり、モヤモヤを隠してしまう人も少なくありません(私もどちらかというとそのタイプです...)。そのほうが楽であり、表面的には安心安全なのですが...互いに距離を保ったままでは、真の信頼関係は築けないのでは、とも思っています。
「こんな自分を出しても大丈夫」と思える深い関係を築いていくためには、自分をさらけ出す勇気を持ち、傷さえも味方にしていくぞ!と思えることが大切だと感じました。

傷つくおかげで成長できる。仕事でもプライベートでも、目先の傷を避けるよりも、長期的な関係を見据えた時、双方にとってどうコミュニケーションをとっていくのが良いか?を考えながら周囲の人と接していこうと思います。

採用や育成にも通じる、「対等な関係」のつくり方


この考え方は、採用や育成の場にも通ずると考えています。
例えば学生との面談の時。事なかれ主義で耳障りの良い言葉しか言わず、学生に踏み込んだことを聞いたり伝えたりしないことは、その場を無難に過ごす分には良いのかもしれません。
しかし、学生の将来を見据えて伝えるべきことがあるなら、勇気を持って言葉にするほうが相手のためになる場面もあります。ときには伝える側も傷つく覚悟が必要ですが、一歩踏み出してみることで、初めて対等なコミュニケーションが生まれるのだと思います。

傷つくことは無駄ではなく、避けるべきことでもなく、人が本音でつながり、共に成長するための大切な入口なのだと気づいた一冊でした。

(無理やり宣伝します!)
学生さんにとっては不合格、採用担当の方にとっては内定辞退...これから採用の場でも心がヒリヒリする場面が増えていくこの時期。
内定承諾を迷っている学生さんに、どう踏み込み、本音で向き合うか?
そのポイントを学びたい方はこちらの講座へ是非ご参加ください!

 

 

 
ページの先頭へ