豊臣兄弟に学ぶ、組織がうまく回る理由
作成日:2026.2.2
こんにちはパフのタクマです。
大河ドラマ「豊臣兄弟!」を見ています。
秀吉と比較すると、秀長の存在は地味で、
あまり馴染みがない方も多いのではないでしょうか。
さて、この豊臣兄弟ですが、
歴史的にもかなり珍しい「仲の良い兄弟」です。
たとえ兄弟であっても殺し合うことを、
歴史は何度も証明しています。
では、なぜ秀吉と秀長は仲が良かったのか。
色々と考えられますが、
私はタイプが大きく異なっていたからではないか、と見ています。
例えば秀吉は、どちらかというと知略を巡らすタイプ。
一方で秀長は、武力や現場で活躍するタイプでした。
また、織田信長や足利尊氏と違い、
武士の家に生まれたわけではありません。
そのため、余計なプライドをお互いに持つことも、
比較的少なかったのではないでしょうか。
これをビジネスに置き換えると、
秀吉は起業家タイプだと思います。
「あれもやりたい」「これもやりたい」
でも時間が足りない。
加えて、どうすれば実現できるのか分からない。
一方で秀長は実務家タイプ。
兄であり、主君でもある秀吉のやりたいことを、
現実の業務に落とし込む。
また時には、秀吉と戦国大名の間に入り、仲裁役も担う。
ドラマを見ていて、
おそらくこうした役割分担をしていたのだろうな、と感じます。
これは、どちらが良い・悪いという話ではありません。
同じタイプが集まりすぎると、組織は回らなくなります。
例えば、起業家タイプばかりの会社があったとしましょう。
このタイプの方は、実行、つまりDoをやり切る前に、
次々とアイデアが湧いてくるため、
実行や検証をしないまま、次に進んでしまうことが多いです。
良く言えばイノベーター。
悪く言えば、思いつきばかりで周囲を振り回す人です。
起業家タイプはスタートアップに多いですが、
この方ばかりが集まると、なかなか大変です(笑)
また、頭の回転が早い方が多いので、
朝に考えたことが、
お昼には「やっぱりこっちがいい!」に変わっている、
なんてことも少なくありません(笑)
一方で、実務家タイプは着実に仕事をやり遂げます。
実行して、検証して、分析して、そしてまた実行する。
一歩ずつ前に進んでいく力があります。
ただ、地味なことの繰り返しでもあるので、
ドリームは生まれにくい。
起業家タイプから見ると、
つまらないと感じてしまうこともあるでしょう。
また、いわゆるビジョンを掲げることは苦手なため、
大きな変化の局面では、
実務家タイプだけでは回らない場面も出てきます。
だからこそ、
組織がうまく回るかどうかは、
優秀な人がいるかではなく、
異なるタイプがどう組み合わさっているか、なのだと思います。
みなさんの組織には、
秀吉タイプと秀長タイプ、
両方いるでしょうか。