STAFF COLUMN

スタッフコラム

選んだ道を後悔せず、踏みしめて進むということ

作成日:2025.12.15

皆さんは、夫婦や兄妹、家族間でお仕事の話はするでしょうか?
先日私は、夫の話を盗み聞きする機会があったので、今日はその話を(笑)

先日、夫が大学時代の友人の転職相談で「(夫が働く)業界のことを教えてほしい」と頼まれて、オンラインで話していました。
夫婦間では、普段は「今日仕事どうだった~?」くらいの軽い会話しかしないので、キャリアについて話す夫の声がちょっと新鮮で、つい耳をそばだててしまいました。

夫は今、この業界で2社目、社会人歴は10年ほど。
その友人との話の中で、こんなことを言っていたんです。

「新卒で入ったA社は、働くうちに昇進や昇給が制度的に難しいと分かって辞めた。でも、A社に入ったこともA社を辞めたことも、後悔したことはない。
社会人になってから、就活で落ちた会社も含めて同業他社の人たちとたくさん関わってきたけど、やっぱりご縁がなかった会社とは「空気感が合わない」と感じることが多かった。そういう意味では、1社目がA社で良かったと思ってる。」

正直、そんなふうに感じていたなんて知らなかったので、素直に「へ~」と思いつつ、ちょっと胸がじんわりしました。

この話からはちょっと飛躍しますが、
最初に選んだ会社が「大正解」じゃなくても、その選択を糧にして次に進めるということが、すごく素敵なことだなと思ったんです。

キャリアって、最初の一歩で完璧を選ぶことよりも、その後の一歩一歩をどう踏みしめるかで決まるのかもしれません。

夫はA社にいたとき、時々愚痴はもらしながらも、ハイペースで仕事に繋がる資格をとっては経験を積み、取引先との関係性や人脈を地道に築いていました。
転職後も、A社にいたときの取引先との信頼関係をもとに仕事を進めていることもあれば、前職のA社の上司・同僚とも協力し合って1つの案件を進めるなど、良好な関係を続けているようです。

たった一度の選択の結果次第ですべてが変わってしまうんじゃなくて、その先の歩き方で本当の結果がわかる。
そうやって自分の選択を肯定しながら働いていけたら、きっと人生はもっと豊かになるんだろうな、と改めて感じました。

なんだか少し、手前味噌なネタになってしまいましたが・・・(笑)
今後も時々、仕事について夫婦で話したり、夫の現在地を聞いてみるのもいいかもしれないな~と感じた、そんな出来事でした。

皆さんも、この年末はのんびりご家族と、そんな話もしてみてはいかがでしょうか?

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