STAFF COLUMN

スタッフコラム

『おいしいコーヒーのいれ方』の続きをやっと読んだ話

作成日:2025.12.11

こんにちは。パフの笠原です。

 

今日はいつも挙げている勉強の読書というより、趣味の読書の話です。

自分は大学生の時、村山由佳さんの『おいしいコーヒーの入れ方』シリーズにはまって読んでいたのですが、当時はちょうど勝利が帰ってきたシーンで次の号がしばらくでなかったんですね。だからすごくもやもやした気持ちで読み終えていたのですが、気が付いたら続きが出ていました。無事物語を終えることができてよかったです。自分は食べることとか、あとはゆっくりコーヒーを飲む時間が好きなんですが、その辺の趣向がこのシリーズの登場人物に対するあこがれから形成されたのかもしれないと思いました。皆さんもそんな本あったりしますか?

私自身の価値観の一つに、おいしいものをおいしく食べたい、というのがあります(食い意地かもしれません笑)。村山さんの書かれる本に出てくる食べ物の描写が好きなんですよね。ちょっと疲れた主人公が、カフェオレを淹れるシーンとか、別のシリーズですが、出会った人がフルーツティーを淹れるシーンがあったりして、出てくる食べ物やら飲み物があったかい光を帯びているような書かれ方をしているような気がします。

あとは割と死についても書かれていることが多くて、登場人物それぞれが異なる価値観を基にその事象に向き合っていく描写とかも印象的でした。今思えば、以前自分で書いた脚本もそこから影響を受けていたかもしれません。結局人によって物事の見え方は違うし、他者の考えを真に理解することって難しいんだろうなと思います。

とはいえ、そこに対して、少し気遣ったり、理解しようとしたりすることはできるわけで、その手段として、小説だとか、アートみたいなものがあるんでしょうね(と僕は考えています)。

パフは創業時から顔の見える就職と採用を掲げていますが、ある意味、上記のような相互理解を志しているものだと思います。もちろん、“仕事”となると、相互理解以前に取り組まなければならないこともあるかと思いますが、そこにいる当人たちはきっと相互理解できたほうが安心して入社・採用できるかと思います。

こじつけのようではありますが、会社と学生がより理解し合うためのやり方は、パフが30年近く培ってきたものがございますので、もしご興味があればご連絡ください。

それではまた。
最近食べておいしかった焼き芋を添えて。



 
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