STAFF COLUMN

スタッフコラム

「語り」がもたらすメリット~話して、気付く・変わる研修のご紹介~

作成日:2025.12.10

こんにちはアクネです。

最近、凍ってしまいそうな寒さが続いていますが、皆さんお元気でしょうか?

私は先週風邪を引いてしまい、お仕事以外の時間はほぼ寝て過ごし、なんとか体調を立て直しました。

何かと慌ただしい師走ですが、悔いのないように駆け抜けていきたいですね…!

 

 

さて先日、自分の荷物を整理していたら、学生時代の友達との手紙がいくつか出てきました。

遡ると小学生の頃のものまであり、時の流れを感じずにはいられません。

「おとまり会たのしかったね!」「文化祭成功させよう!」「受験頑張ろうね、第一志望絶対合格!」など微笑ましい言葉が並んでいましたが、その中でも目を引いたのが、中学校の友達からもらった手紙にあった「たくさん語れてうれしかった」という一言でした。

 

まず、「語る」という動詞を日常的に使っていたんだ、と驚きましたが、同時に懐かしさも感じました。

 

私が友達と「語る」時は、他愛のない話というより、悩みや将来のこと、今やりたいと思っていることなど、自分の感じていることや考えを恥ずかしがらずに素直に差し出す時間だったことを思い出しました。

 

パフは就職活動の支援(新卒採用支援)という業界の特性があるからか、お客様に対しても社内でも、自分の思いを吐露する機会はあります。

しかし、社会人になってからは、お客様や周囲に対して「思い描くビジョン(理想)を語る」ことは多くても、もがいたり立ち止まったりしている「自分の現在地」を吐露することは少なくなったように感じます。

 

学生時代の「語り」は、「自分の現在地を吐露する」だけでなく、友達という第三者が存在することで、話を聞いて感じたことを伝え合ったり、やり取りの中で「自分ってこんなことを考えていたんだ」と気づかされる機会でもありました。

いわば、「語り」のプロセスの中で、人付き合いの塩梅や自分の思考の癖を少しずつ知っていったのだと思います。

そして、そのような機会は社会人になってからこそ、とても大切なのではないでしょうか。

 

以前、平原さんのブログでもご紹介しましたが…

https://www.puff.co.jp/column/20251121hirahara/

パフでは、入社1~3年目の方を対象に、定期開催のフォローアップ研修をご用意しています。

 

この研修では、業界も職種も多様な「同期」が集まり、自身が働く上でぶつかる壁をどう乗り越えていくか、肩ひじ張らずに語り合い、高め合っていきます。

「受けて終わり」ではなく、日々の業務に持ち帰れる「良質な問いかけ」をご用意し、例年受講生の皆様をお迎えしています。

 

2026年度は6月、9月、12月、27年3月の全4回開催です。

若手社員の方々に、「できる人」でとどまらず「できた人」になってほしいとお考えの上司の皆様、ぜひお問い合わせください!

 

2025年度の研修は12月、3月の残りあと2回となりました。

最後まで受講生の皆様が最大限の気づきを得られるよう、全力でサポートしていきます!



※写真は今年の夏に新宿で開催されていた映画監督ジャン=リュック・ゴダールの展示会の様子です。

「対話はキャンプファイヤーのよう」と誰かが言っていましたが、この写真のように、ほっとする環境でそっと言葉を差し出せる雰囲気づくりが、実は一番大切なのかもしれません。
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