STAFF COLUMN

スタッフコラム

仕事で泣きそうになった日

作成日:2025.9.26

こんにちは、サトミンです。

 

朝晩が涼しくなってきましたね。最低気温が20℃を切る日も出てきて、一気に秋めいてきました!

暑いかな?と思って扇風機をつけて寝たら無事に喉を傷めました。。。

寒暖差で体調を崩しやすい時期ですので、みなさまどうぞご自愛ください。

 

さて、私は社会人7年目。入社以来ずっと営業をしています。

つまり、社会人歴=営業歴。そんな私が先日「営業の存在意義」を改めて実感する出来事がありました。

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ある日、新卒採用のご支援をしているA社から「研修の相談をしたい」とご連絡をいただきました。

研修事業はここ数年で力を入れている領域。願ってもないお話です。

私は研修事業責任者の平原さんを連れて、意気揚々と打ち合わせに臨みました。

 

「これまでどんなことをされてきましたか?」

「研修を通じてどんな変化を期待されていますか?」

いろいろと伺ううちに、浮かび上がってきたのは会社の根っこにある深~~~~い課題でした。

 

担当者のBさんが一人で抱えられるようなものではない。

 

それでも「どうにかしなければ」との思いで、私たちにご相談くださったことが伝わってきました。

人事として、その状況に向き合い続けるのは、きっととても苦しいこと。

お話を聞きながら、私自身も胸が締めつけられる思いがしました。

 

そこで私と平原さんは「研修だけでなく、根本の課題に向き合う提案をしよう」と決意。

次回の打ち合わせに挑みました。

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そして迎えた社長へのプレゼンの日。

私たちの提案を聞き終えた直後、参加していたリーダーのCさんが口を開きました。

「社長!私もずっとモヤモヤしていました!」

 

社員面談で感じてきた葛藤、自分自身のキャリアの悩み…。

涙をこらえながら、真っ直ぐに想いを伝えてくれたのです。

その声に社長が「やらなあかんなぁ」と応じた瞬間、場の空気が変わりました。

議論は一気に前に進み、過去の取り組みや社長の思いも共有され、「根本から動き出そう」という方針が固まったのです。

 

私はプレゼンの成否以上に、長い間苦しんでいたBさんやCさんに光が差した瞬間を目撃できたことに胸が熱くなりました。

 

正直、ちょっと泣きそうで。「ああ、これが営業の価値、私がいる意味なんだな」と実感していました。

 

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営業をしていると、日々の調整や交渉、進捗管理に追われて“本質”を見失いそうになることがあります。

けれど営業の役割は、単なる調整役ではない。

困っている会社があって、

一人では解決できなくて、

それでも「なんとかしたい」と願っている人がいる。

そこに真摯に向き合うことこそ営業の使命であり、向き合ったとき、人は心を動かされるのだと実感しました。

 

勝手ながら、この出来事はA社にとって会社を大きく変えるターニングポイントになるのではと感じています。

そして私自身、パフの仕事が「働く人の未来」や「これから入社する若者の未来」を変える可能性を秘めているのだと、改めて確信しました。

 

…と、ここまで熱く書きましたが、この案件はまだ受注しておりません(笑)。

 

ですので、お心当たりのある方はぜひご発注を!(笑)

 

「私たちがこの会社の採用を、そして会社そのものを良くした!」

 

そう胸を張って言える会社を、これからもっともっと増やしていきたいと思います。
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