STAFF COLUMN

スタッフコラム

偶発性が新しいモノを作る

作成日:2025.7.23

こんにちは、タクマです。

パフにジョインしてはや3か月が経過しようとしています。

今回は「新しいモノ」についてお話したいと思います。

 

7月より期が変わり、パフの新商品を開発することになりました。
私はパフに入社する前から「パフの社風」、もっと言うと「自分らしく働けてかつ活気ある会社」の作り方を横展開できるのではないか?と考えていました。

こだわる訳ではないのですが、自社らしい新商品が出るように日夜思考しています。

 

この新商品開発ですが、普段の業務とは思考の型が180度違うなと感じています。

普段の業務は営業支援なので、問題/課題を見つけて、それに対する打ち手と根拠を見つけて・・・とファクトとロジックを意識していました。

 

こうした考えは有効ではありますが、新商品を思考する段階では、問題/課題が明確になっていない場合が多いので、まず「どうしても○○をやりたい」という気持ちが大事だと感じています。つまり「感性」の部分ですね。
※「感性」だけで進めようと言うのではなく、「ファクトとロジック」と「感性」のかけ合わせが重要と捉えています

 

また「感性」に加えて「偶発性」が大事かなと。最初に出したアイデアにととらわれず、大量に試していいモノを残す方法が有効かなと感じています。

そう感じるようになったのは、世の中に出ている数多くのサービスが「偶発性」から生まれているからです。例えば・・・

  1. ポスト・イット


世界的なヒット商品であるポスト・イットは、3M社の研究員が「強力な接着剤」を開発しようとして失敗し、逆に「弱粘着性の接着剤」が偶然生まれたことから誕生した。この接着剤の特性を活かし、同僚が聖歌隊の楽譜に一時的にメモを貼る用途を思いついたことで、現在の付箋としての形が確立された。日本でもオフィスや家庭で広く利用されている。

  1. カニカマ


カニカマは、元々カニの身の代用品として開発されたものではなく、人工クラゲの開発中に偶然生まれたとされる。カニの風味と食感を再現する技術が確立され、低価格で手軽にカニの代替品として利用できることから、日本だけでなく世界中でヒットした。

  1. 柿の種


日本の代表的な米菓である柿の種は、大正時代に新潟県の菓子店で、せんべいの金型を誤って踏み潰してしまい、その歪んだ金型で焼いたせんべいが柿の種のような形になったことがきっかけで生まれたと言われている。この偶然の形状が人気を博し、現在では国民的なお菓子となっている。

 

とまあ、数例を挙げましたが「偶発性」から新商品が数多くあります。

ただ「偶発性」から新商品が生まれたのも試行錯誤があってこそ。

これから生まれる新商品にご期待下さい!
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