【タイプロと採用の話】悩める採用担当が、タイプロを見るべき納得の理由
作成日:2025.7.14
こんにちは、はすみんです!
今日は、今をときめく男性アイドルグループ、timeleszについて。
今年2月15日に新メンバー5名が加入し、8人体制となって活動をスタートさせたtimelesz。
バラエティー・映画・音楽番組・ドラマ・ツアーと、彼らを見ない日はない程の人気ぶりです。
Netflixで話題になったtimelesz project、通称「タイプロ」を見ていた方もいらっしゃるのでは。
タイプロは、元Sexy Zoneの菊池風磨ら現役アイドル3人が、新たなメンバーを探す「仲間探し」のオーディション。
そんな「タイプロ」と、我々にはとても大きな共通点があります。
それは、「採用」。
岡崎は叫びたい・・・
「採用に関わる仕事をしている全ての人は、タイプロを見た方がいい!!!」
◆タイプロと採用
タイプロを見ていて、私は何度も「新卒採用と一緒や!!!」と思いました。
そして、新卒採用担当とtimelesz既存メンバーの3人は、
悩みや迷いや達成感を共有しあって共感できるのでは?!と心から思ったのです。
タイプロと新卒採用、何が似ているのか、3つに分けてお話します。
◆今在籍している人が、新たに在籍する人(仲間)を探すという点で似てる
通常オーディション番組は、プロデューサーなど中心の人が新しいグループのメンバーを選抜する、
という形式で進むことが多いです。
今回のタイプロが特別だったのは、「現役のメンバーが自身の仲間を探す」という点。
まさに、新卒採用における「社員が自社の新入社員を探す」という図式と同じですね。
既存のメンバーは、何度も言っていました。
「歌やダンスのスキルだけではない。僕たちが一緒に活動したいと思えるか。仲間になりたいと思えるかどうかが大事。」
新卒採用で、こう言うのと同じです。
「学歴や能力だけではない。自分たちが、一緒に働きたいと思えるかが大事。」
確実に毎日のように顔を合わせ、何十年も同じグループのメンバーとして付き合い続ける仲間。
これを自分らで選び抜こうとする彼らの覚悟には、勇気をもらえる採用担当者の方は多いはず。
◆選考フローが似てる
タイプロでは募集に対して、全国から18,922件の応募が寄せられました。
いうならばESが2万件近く集まるなんて、うらやましい…という担当者の方も多いのでは。
このES提出を一次審査として、合格した350人が5人ずつの集団面接形式で歌とダンスを披露する、
二次審査があります。(ちなみに書類審査も、timeleszメンバーが全て目を通し選抜しています)
4チームに分かれ3日間かけて行う三次審査は、個人で合否が出るため新卒採用のグループディスカッション選考と同じ。
集団の中での立ち居振る舞いに出る、参加者の違いが浮き彫りになりました。
四次審査は、候補生15名+STARTO ENTERTAINMENT俳優部から参加する3名の18名で、
合宿3日間+個人練→発表という流れで実施。
新卒採用の枠だったはずが、職務経験ありの中途採用枠が突如うまれたのです。
採用シーンになぞらえると「ひでー話だな!」と思いますが、
ここで心折れずに頑張り続けた新卒組の候補生に、拍手を送りたい。
続いての五次審査は、12名が1か月の練習期間を経てメンバーとともに5日間共同生活を送り、本番発表を迎えるという審査。
そして最後のファイナル審査は、実際にお客様が入った会場でメンバーとともに歌とダンスを披露する、というものでした。
社員と宿泊込みで選考したり、企業が未採用の学生をお客様の前に出すというのは
現実には滅多に見られない採用手法ですが、逆にそれをしたタイプロのすごさが実感できますよね。
(パフでは、似たような採用手法をしてたりしてww)
このES~最終までの選考過程を、現役のメンバーが候補生と共に汗をかきながら走りきり、
最終的に5人のメンバーを選び出しました。
それぞれ自分のドラマやバラエティーなど、お仕事をしながら採用活動をしている点も、
研修や労務と並行して新卒採用をしている人事の皆さまと似ています。
内定辞退がなかったのは、近年の新卒採用シーンからはあり得ないですが💦w
◆スタンスが似てる
菊池風磨ら既存メンバーは、「まずは応募してくれたことに感謝したい」「選ばせていただく」という
スタンスを一貫してとっていました。
また、「選ばなかったからといってダメな訳ではない」「自分たちの仲間探しだから、その点で合わなかっただけ」
というような発言も各所でみられました。
なかにはとんでもない候補生もいましたが、𠮟責したり人として辱めるようなことはせず、
その人の将来のために言うべきことはきちんと伝え、色々言ってやりたい気持ちはグッとこらえ。。。
批判防止の意味ももちろんあったと思いますが、人として立派な姿勢だなと感動しました。
後半になるにつれ、選考する側であるはずの既存メンバーが、結果を伝えながら涙する場面も多々。
人としてはこんなに魅力的なのに、今回の自分たちの選考要件には当てはまらない、落とさなければいけない。
また、この人合うかも!と感じた時の既存メンバーの瞳の輝きや、自然な笑顔もとても印象的でした。
想いを込めて採用している皆さんほど、心から共感してもらえそうな場面ばかり。
逆に言えば、我々ももっとこういう心構えを大切にしなくては…と思わせられる、
勉強になるシーンもいくつもありました。
◆タイプロを見て泣こう、採用について語ろう
最後に、敢えて言い切ります。
新卒採用に関わったことのある人なら、タイプロを見て泣かない人はいないでしょう。
かくいう岡崎も、原ちゃんを見て泣き、大輔を見て泣き、NOSUKE先生を見て泣き、RUNを見て泣き…
なんのこと?というあなた、即タイプロを見てください。
(ちなみに私の推しは、ジャイアントベイビー・篠塚大輝です♡)
さて、長くなってしまいましたが・・・
いかがでしょうか、「採用の視点でタイプロを見てみたい!」と思っていただけたでしょうか…?
ぜひ今からでも、タイプロを一から見ていただき、
パフの社員とも感想や採用について熱く語り合っていただけたら嬉しいです!