STAFF COLUMN

スタッフコラム

社長吉川、自分らしくあるための方法。「あえてブレてみる」

作成日:2023.3.29

皆さん、こんにちは。4月から入社23年目に突入する社長の吉川です。

来週には、ピチピチの新入社員が入社してきます。少し浮足立っている社内を見て、改め
て「新卒採用の意義」を実感する1週間です。


ピチピチの頃のヨシカワの写真を懲りずに貼ってみます。

さて本日は、学生が企業選びの軸でよく言う「自分らしく働く」ための一つの提案です。
私の大学時代の友人が、プロのカメラマンをしています。
元々カメラの勉強をしていないのに、大学を出た後、腕一つで独立してカメラマンになり
22年。20代のころからワールドカップで写真を撮ったり、Numberとかに写真を使われて
いたりと、尊敬している友人の一人です。
5年に1回の写真展が、ちょうど今月開催しており、私も見に行ったのですが、なんだかこ
れまでの写真のインパクトと全然違う「らしさ」が出ていて、言葉にならない感動を覚え
ました。
そのワクワクの理由。一人で悶々と考えても分からなかったのですが、友人がシェアして
いたブログと動画を見て「こういうことか!!」と気づきました。
ぜひサイトと動画をご覧ください。

▼ブログ:スポーツ写真は「ブレて」もいい 写真家・高須力があえて“遅い”シャッター速度で撮る理由


▼髙須力報道写真展 ギャラリートークライブ配信


上手な人はたくさんいるけど、長くは残らない。
下手でも自分らしさにこだわれば、長く残れる。


「自分らしさ」の根底にあるのは、自分がどれだけのめり込んで考え抜くか。
短期的な周りからの評価を一旦無視して、自分が本当にこだわりたいこと、意味があると
信じていることをやり抜く。それが結果的に長い目で見て、周りから評価をされることに
つながる。そんなことに気づけました。

また同時期に読んでいた、楠木健さんと山口周さんの共著「『仕事ができる』とはどうい
うことか?」にも同じような話が書いてありました。

▼役に立つより「意味がある」じゃないとこれからは生き残れない!


日本はずっと、「役に立つけど、意味がない」分野で戦ってきたが、「意味のある」の方
がますますの市場価値が増す時代になってきた、とのこと。

昔よく「パフさんって、本当に慈善事業みたいなことやってるよね。NPOになった方が良いんじゃない?」と言われていましたが、正直カチンときていました。
それはきっと、「意味のあること」だけではご発注をいただけない悲しさと、「意味がある」と「役に立つ」を両立できない悔しさだったのだと思います。

そんな私だから、「役に立つことも大切だけど、意味があることの方がもっと大切」とい
うメッセージが世の中に広まってきたことが、とても嬉しかったのだと思います。またこ
こ数年は、社員の成長によって、パフが「意味があること」に加えて「役に立つこと」で
も価値を提供できるようになってきた実感もでてきました。

友人の写真を見たときのワクワクは、過去の悔しさとそれを克服できた嬉しさを凝縮した
ものだったのかもしれません。

写真も人もブレない方が良い-。世の中で当たり前と言われることを疑いつつ、本当に自分がこだわりたいことは何かを考えてみる。


 

自分らしく働くコツとして、私も新年度に向けて、再度突き詰めて考えようと思った出来事でした。

 
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