就活の向こう「働くことの本質」
作成日:2025.12.3
こんにちは。まみじさんです。
職サークルの業務に携わっています。
今日は先日開催された、採用担当者向けのイベント
「職サークルギャザリング」学生あり回について
お伝えします。
先日、採用担当者と就活生が互いの立場から率直な意見を交換する貴重な機会、「職サークルギャザリング」の【学生あり回】が開催されました。
選考の場を離れ、企業は学生のリアルな本音を、学生は就活の向こうにある「働くこと」の本質的な価値を知ってもらうことができました。
選考の場ではなく、企業と学生が意見を交わす機会は少なく、企業は就活生が抱える本音を聞いて現状のマーケットリサーチと採用活動の改善、また、採用担当として自分自身の「働き方」や「採用のあり方」などについていろいろな気づきを得ていただくことも目的の一つです。
学生の多くは「本当は働きたくない」「就活は面倒」という強い感情を持ちながら、企業に対しては「怖い」「どう接していいかわからない」という警戒心を抱えていました。
そして、何よりも重視するのは「ブラック企業NG」「残業は悪」「待遇とライフワークバランス」。つまり、彼らの関心は、「いかに安全で楽に働けるか」という条件面に集中しているように受け取れました。
一方、企業側は、学生が語る「ブラック企業の定義」が表面的な情報に留まることに直面し、どうすれば会社の真の魅力を伝えられるのか」と自問していました。
また、「良い人が多いのに伝えきれていない」という悔しさや、「自分自身が楽しく働けているか」「採用した人が入社後もいきいき働ける環境か」という、採用担当者としての根源的な気づきを得ていました。
終盤、転職経験者の「しくじり体験」が共有されると、学生たちの意識に変化が生まれました。学生たちは、条件の良し悪しだけでなく、「働く環境や人間関係」こそが重要(軸)であり、「楽しく働けるかどうか」を見極める企業選びが大切だと気づくことができたようです。
今回のテーマを経て、明らかになったのは、就活生が「目先の条件の先にある、働くことの本質的な価値」に気づき、企業研究の視点に変化があったこと。企業は「偽りなく魅力を伝え、社員が楽しく働ける環境づくり」の重要性を再認識したことでした。
今回のギャザリングは、企業と学生が「働くことの本質」について深く考えるきっかけを提供し、今後の採用活動と就職活動の質の向上に繋がる意義深い交流の場となりました。
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