島根の自然に癒された家族旅行と、“余白”がくれた気づき
作成日:2025.10.16
こんにちは。林です。
先日、家族で島根県へ旅行に出かけました!
久しぶりの遠出で、目的地は自然豊かな山間の地域。
自然に囲まれた素敵な旅館に泊まり、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。
●日常から少し離れて
この旅行の初めに気づいたのは、自分がいかに色々なものに追われ、焦っているか。
飛行機での移動で、Wi-Fiがないかを真っ先に気にしてしまう。
スマホであちこちから来る連絡を気にし、そわそわしてしまう。
毎日の予定が充実していることや、仕事やそれ以外でも関わる人が増えていることは本当にありがたいのですが、その分気になってしまうことも多く、落ち着かない日々がここ最近続いていたことを実感しました。電波が弱い場所も多かったのと、今は家族との時間を大事にしたい!と思い、
今回の旅行では意識的にスマホを手放すように決めました。自分が思っている以上にスマホを見ようとする自分がいて、はじめは落ち着かない気持ちもありましたが、それが逆に心のリセットにつながったように思います。
●スマホを手放して見えたもの
手持ち無沙汰の時間に、ふと周囲を見渡してみると、青空、山々の緑、虫の音、金木犀の香り...。
最近不足していた豊かな自然に囲まれ、秋を全身で感じながら、心が落ち着いていくように思えました。
時間に追われることなく、ぼんやりと自然を眺める。そんな何気ない時間の中で、ふと「自分は最近、何に追われていたのだろう?」という思いが湧いてきました。
自然の中に身を置くことで、余白が生まれ、そこに本来の自分の気持ちや思考が戻ってきたような感覚でした。
意識して作らないと得られない、“余白の時間”の大切さをあらためて実感しました。
●働くことにも「余白」を
常に予定で埋まっているスケジュールや、次々と入ってくる情報の波にのまれてしまうと、自分が本当に何を大切にしたいのかがわからなくなることがあります。
就職活動や採用活動でも同じで、目の前の条件や課せられた目標だけに目を奪われてしまうと、入社してからのミスマッチに繋がるかもしれません。
だからこそ、意識的に余白を持ち、自分の価値観や人生の優先順位を見つめ直す時間が必要だと感じました。
この時期、早期選考へ進む学生もいれば、そんな周りをみて焦る学生もきっといるはず。
そんな状況の学生さんに、余白を作ることも大事なのでは?と問いかけてみること。
そして学生さんを受け入れる側として、効率の良さばかりを気にするのではなく、学生ひとりひとりと向き合う時間を大切にすることを忘れてはいけない、と考えています。
島根の自然がくれた静かな時間は、そんな「自分と向き合う力」を取り戻すきっかけになりました。