自転車操業物語 プロフィール
バックナンバー一覧へ
 
  第47話    「講談社がパフの協賛企業になった!」    
1999年10月。

ボクの元に一本の電話が入った。

「釘崎さん、すごくお待たせしちゃってゴメンなさい。今日の役員会で、正
式にパフを使って採用活動することになりました。正式に協賛企業として、
仲間に入らせてくださいね」

電話の主は、講談社の人材開発部長O(オー)さんだった。

Oさんとの最初の出会いは、この電話の半年前。


※この自転車操業物語の第30話にも、その出会いについて書いていますの
で引用してみます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1999年2月下旬。1通のFAXがパフの事務所に届いた。

〜〜〜〜〜

Puff様
2月16日付けFAX拝見いたしました。
いつもお世話になりありがとうございます。
実は小社は昨年より2000年夏まで社屋の移転があり、そのこともあり
会社説明会ができにくい状況です…

(中略)

パフには注目しています。
明年からはもう少し小社ホームページにも力を入れるつもりですが、今後
ともどうぞご指導の程よろしくお願いいたします。

(株)講談社人材開発部OH(※実際は実名)

〜〜〜〜〜

「えー?なんだこれは?」「なんで講談社からうちにFAXが来るんだ?」


(中略)

ボクは、それら会社に対して1ヶ月に一度くらいの頻度で、青臭いことを
書き綴ったコラムを、メールやFAXで送りつけていたのだ。

「青臭い」というのは、企業や学生が毎年繰り返している採用・就職活動
のおかしな所を皮肉って、批判じみたことを書いていたからだ。

調べてみると、講談社は、その無料掲載の200社の中に入っていた。
そして、ボクの「青臭い」FAXに反応してくれたのだった。

「講談社かー。出版の最大手だなー。就職サイトなんか使わなくても、有
り余るほどの応募者が来る超人気企業だし…。
まー、パフなんぞが営業しに行っても、ケンモホロロっていうところだろ
うなー」

と、思いつつも、お世辞にも達筆とは言えないが、OHさんの非常に謙虚
かつ低姿勢なFAXの文面が気になっていた。

また『パフには注目しています』の一文がとても嬉しく心に残っていた。

(後略)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(引用以上。詳しくはバックナンバーで)

このFAXをもらった数日後、ボクは竣工したばかりの音羽の講談社本社
ビルでOさんと初めて会った。初対面のはずなのに、旧知の仲のような気
がしてきて、やけに意気投合したことを覚えている。

しかし、「会社対会社」の取引は、初対面で意気投合したくらいで気軽に
始められるほど単純なものではない。信頼と実績がものをいう世界なのだ。


ところがOさんは、会社として生まれたばかりの、それこそ「海のものと
も山のものともわからない」ようなチッポケなパフを信頼してくれた。

細かい経緯はお聞きしていないが、Oさんはパフと「会社対会社」の取引
を行うために、社内のいろんな人たちを説得してくださったらしい。

そして初対面の日から半年を経て、パフへの協賛、つまり「会社対会社」
の取引が認められることになったのだ。

実は、驚くべきはそれだけではなかった。

(今週は引用ばっかだねー。…つづく)

 
<<  前のコラムへ 次のコラムへ  >>
 
バックナンバー一覧へ